金銭的な負担が少ないダンススクール
プロのダンサーとしての第一歩は、他人が作った振りをどれだけしっかり覚えられるかから始まります。ですからたとえどんなにヒップホップがうまくても、振付師がバレエ風の振りを作ったらまったくできないというケースも起きかねません。一応ダンスで生活したいと考えている以上、その文法であるバレエなどのテクニックは最低限やっておきましょう。普段から明るく全身で、自分を解放できる訓練も積んでおくことも大切です。
ダンサーになるために、ダンススクールに通うという方法があります。ダンスを始めることが遅く、小学生からバレエをやっていたなどということのない人たちにはうってつけです。ダンスの楽しさに魅せられて自分でいいと思ったスクールに通い始め、そこで勉強していくうちにスクールの先生に声をかけられて仕事を紹介してもらう。そんな形で次第にプロダンサーになっていった人は、決して少なくはありません。
またその一種として自分でお金を貯めるか両親に借りるかなどして、アメリカなどの本場のスクールに入ってレッスンを受けるケースも多くなっています。ダンスの専門学校を卒業した後スクールでレッスンを受けつつ、オーディションのチャンスを待つケースも多くなっているのが現状です。入会金1万円でそれからは1レッスン2000~3000円ぐらいの料金体系がふつうであり、2~3レッスンを掛け持ちしたとしても専門学校に通うより金銭的な負担はだいぶ少なくなっています。